電験三種を独学で合格!電気初心者が実践した勉強法とおすすめ教材

電験三種
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こんにちは。ブログ「カロアの自分手帖」管理人のカロアです。

2025年上期の試験で、第三種電気主任技術者(通称:電験三種)に合格しました!

この記事では、

  • 電験三種の概要
  • 私の電気知識レベル
  • 独学で使った勉強法と教材
  • 試験方式の選び方
  • 各科目の学習順序と勉強時間

などを詳しく解説していきます。これから電験三種の受験を考えている方の参考になれば幸いです。


電験三種とは?|将来性も高い国家資格

電験三種は正式には「第三種電気主任技術者」といい、高圧電気設備の保守管理や監督ができる国家資格です。

  • 電気の専門知識を証明でき、就職・転職で有利
  • 工場・ビルのインフラ設備に関われる
  • 経験を積めば独立も可能

特に、工場やインフラ関連の現場では安定した需要があり、資格手当がつく職場も多いです。


試験の概要|合格しやすくなった理由

  • 試験科目:理論・電力・機械・法規の4科目
  • 合格条件:各科目6割以上の得点で合格
  • 合格制度:3年以内に4科目すべて合格すればOK
  • 実施回数:年2回(上期・下期)
  • 試験方式:従来の筆記試験 / CBT方式(パソコン受験)

今が狙い目!

  • 2023年からCBT方式を導入
  • 過去問と同様の出題が多く、対策がしやすい
  • 合格率も徐々に上昇中(※変更の可能性もあるので早めの取得をおすすめ)

私の電気レベル|完全な初心者からスタート

私は化学工学専攻で、電気の知識はほぼゼロ(高校物理で少し触れた程度)。

ただし、理系大学院卒ということもあり、数学や物理には多少の慣れがありました。


電験三種の勉強法|動画+過去問だけでOK

① YouTubeで基礎を学ぶ【無料で神授業】

私が使ったのはYouTubeチャンネルの【電験合格】。以下の点が特に良かったです。

  • 黒板を使って授業形式で解説 → 理解しやすい。授業を受けている感覚で集中力up!
  • 重要ポイントを丁寧に解説 → 初学者でも内容が頭に入りやすい!
  • 試験範囲を網羅的にカバー → 1周するだけで出題範囲の基礎を全て把握できる!

📌 合計約50時間 → 2倍速再生で約25時間で視聴可能
👉 わからない部分だけ繰り返し視聴するのもおすすめ!

🔗 [YouTube|電験合格(https://www.youtube.com/channel/UCR0nO4bzegXTNIO6yJ3S4Ng)]


② 過去問演習を徹底する【最強の学習法】

使ったサイトは以下の2つです:

  • 電験王:過去問の解説が丁寧で使いやすい。基礎知識の説明も充実しています。隅から隅まで読み込めば実力up間違いなしです!
  • 電験三種まとめました:補助的に活用。わかりにくい問題にも、「電験王」とは違った切り口から丁寧に解説してくれており、とても参考になりました。

私は以下のように演習を行いました。

科目年数周回数
理論約15年分2周
機械約15年分3周
電力約10年分1周
法規約15年分2周

👉 過去問を“見てすぐ解ける”レベルまで繰り返すのがポイント


おすすめ教材|紙のテキストも1冊あると安心

YouTube+過去問でも合格できますが、以下の参考書を使うと理解が早まります。

  • 「みんなが欲しかった!電験三種シリーズ(TAC出版)」
    👉 わかりやすさ重視。フルカラーで図解も豊富。商品リンクはこちら
  • 「出るとこだけ!電験三種 要点整理」
    👉 試験直前の要点確認に最適。商品リンクはこちら

CBT試験方式を選ぶ理由

私はCBT方式で受験しました。以下の点が大きなメリットです。

  1. 日時・会場を自分で選べる
  2. 1科目ずつ分けて受験可能 → 集中して学習しやすい!

例:1週目→理論、3週目→機械、4週目→電力と法規
といった感じで、科目を少しずつ分けて受験できます。直前対策を絞り込めるのが嬉しいです。

⚠ デメリットは「紙に書き込みができない」点。
→ 問題をPC画面で見ながら、計算はメモ用紙で行う形式です。書き込み派にはあまり向かないかも…


勉強時間とスケジュールの目安

私の実績:

  • 勉強期間:約1年
  • 平均勉強時間:1日1時間程度
  • 合計時間:約400~500時間

配分イメージ:

  • 理論:100〜150時間
  • 機械:200〜250時間
  • 電力・法規:各50時間

⚠ 文系出身の方や数学・物理が苦手な方は、800〜1000時間は確保したほうがよいです。


科目別おすすめ学習順序

以下の順番で勉強すると効率的です。

  1. 理論:全ての基礎。最初に学習すべき科目です。
  2. 機械:範囲が広いので、早めに着手することをオススメします。電動機・誘導機・同期機・変圧器の等価回路の理解が重要です。
  3. 電力:暗記することが多く、比較的得点しやすい科目です。計算もパターン化されたものが多い。
  4. 法規:暗記7割+計算3割。暗記要素が強いため、試験直前期に集中学習することをオススメします。

まとめ|今こそ挑戦のタイミング!

  • 電験三種は、今こそ取りやすくなっている国家資格です。
  • 基本を動画で学び、過去問を繰り返すシンプルな勉強法で合格可能。
  • CBT方式をうまく活用すれば、より効率的に合格が目指せます。

ぜひあなたも、今のうちに電験三種の取得を目指してみてください!

【2025/10/22追記】
電験三種の合格通知が届きました!通知を見ると実感が湧きますね!
これから免状の申請を行います。免状が届くのが楽しみです。


📩 質問・感想などあれば、お気軽にお問い合わせからどうぞ!


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👤 執筆者:カロア

化学系エンジニア/色々な資格に挑戦中/年間50冊以上読書/ブログ運営中(初心者)
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