こんにちは。「カロアの自分手帖」管理人のカロアです。
この記事では、資格勉強を習慣化させるための5つのコツを紹介します。
「資格を取りたいけど勉強が続かない…」
「三日坊主でいつも挫折してしまう…」
社会人になってから勉強を再開しようとすると、仕事や家事に追われてなかなか続けられないもの。
しかし、ちょっとした工夫で勉強は習慣になります。
筆者自身も、資格勉強を数年間継続し、複数の国家資格を取得してきました。
その経験から、無理なく続けるための具体的な方法をお伝えします。
① 好きなことを我慢しすぎない
「勉強のために全部の楽しみを我慢する」──実は、これが続かない最大の原因です。
人は、我慢が積み重なるほどストレスが増え、反動でモチベーションが下がってしまいます。
アニメやゲーム、趣味などを完全に封印するのではなく、少しだけ削って勉強に回す程度にしましょう。
例えば、
- 1日1時間アニメを見ていたのを45分にする
- ゲームを休日だけにする
この「ちょっとだけ削る」だけでも、1週間・1か月・1年で見れば大きな時間になります。
また、人間の集中力は15分程度が限界とも言われています。
勉強と休憩を上手に切り替え、リフレッシュしながら進める方が、結果的に効率も上がります。
② 軽めの目標を立てて小さく積み上げる
「毎日3時間勉強する!」
──意気込みは素晴らしいですが、最初から高すぎる目標を立てると、挫折のもとになります。
勉強のコツは、最初は軽く始めること。
「1日15分」「1章だけ」「1問だけ」など、小さな目標でOKです。
大切なのは、「今日もできた」という小さな成功体験を積み重ねることです。
それがモチベーションになり、次第に「もう少しやってみよう」と自然に勉強時間が増えていきます。
③ まずは1週間続けてみる
新しい習慣を作るときに最初のハードルとなるのが「最初の1週間」です。
最初の7日間を乗り越えると、「毎日やるのが当たり前」という感覚に変わっていきます。
最初から完璧を目指す必要はありません。
忙しい日は10分だけでもいい。寝る前に1問だけでもいい。
「ゼロの日を作らない」ことが何より大切です。
もし1日サボってしまっても、罪悪感を持つ必要はありません。
翌日からまた再開すれば、それで十分です。
焦らず、少しずつ続けることが「継続する力」につながります。
④ やる気が出ないときは「1分だけ」やってみる
「やる気が出ないから勉強できない」──誰にでもあります。
でも実は、**「やり始めないとやる気は出ない」**のが人間の脳の仕組みです。
心理学ではこれを「作業興奮」と呼びます。
最初の1分でも勉強を始めると、脳が「今やっていることを続けよう」とスイッチが入ります。
たとえば、
- 参考書を1ページだけ開く
- 問題集を1問だけ解く
- ノートに今日の日付だけ書く
これだけでいいのです。
始めてみると、気づけば10分、30分と集中できていることが多いはずです。
⑤ スマホとの付き合い方を見直す
勉強の大敵が「スマホ」です。
SNS、YouTube、ゲーム…気づいたら1時間経っていた、という経験は誰しもあります。
スマホを完全に封印するのは難しいですが、使い方を工夫することで強力な味方にできます。
スマホ依存を防ぐ設定
- iPhoneなら「スクリーンタイム」
- Androidなら「Digital Wellbeing」
これらでアプリごとの使用時間を制限できます。
たとえば「X(旧Twitter)は1日30分まで」と設定すれば、自動的にロックされるため、強制的に勉強時間を確保できます。
スマホで勉強するのもアリ
スマホを完全に遠ざけるより、勉強ツールとして活用するのもおすすめです。
特に、ノートアプリ「Goodnotes」は使いやすく、
iPadで書いたノートをiPhoneで確認するなど、隙間時間に勉強を進められます。
通勤時間やちょっとした待ち時間も、うまく使えば貴重な勉強時間になります。
【まとめ】無理せず少しずつ、続けることが最大のコツ
資格勉強を習慣化させるには、特別な才能や根性は必要ありません。
大切なのは、**「完璧を目指さず、少しずつ続けること」**です。
- 好きなことを我慢しすぎない
- 軽めの目標で自信を積み上げる
- まずは1週間続けてみる
- やる気が出ないときは1分だけやってみる
- スマホの使い方を見直す
この5つを意識するだけで、勉強を「続ける人」になれます。
そして気づけば、1年前よりも確実に成長している自分に出会えるはずです。


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